医療関係者の方へ

監修 : 渥美 義仁 先生
永寿総合病院
糖尿病臨床研究センター長 

血糖自己測定とは
血糖自己測定は何のために行うの?

糖尿病の治療法によって、さまざまな目的があります

インスリン治療をしている人
  • インスリン治療の効果を確認するため
  • インスリン注射の回数や投与量(単位)を調節するため
  • インスリンによる低血糖を早期に発見し、正しく対処するため
インスリン治療をしていない人
  • 生活の中で、何が血糖値の上昇と関係して、いつ血糖値が上昇しているかを見つけるため
  • 食事療法・運動療法・薬物療法の効果を確認するため
  • 生活習慣の改善につなげるため

血糖値を測定することで、どんなときに血糖値が高くなり、どんなときに低くなるのかを知ることが大切です。 その値がよかった場合は何がよかったからなのか、悪かった場合は次に何をすればいいのかを考えることが、 良好な血糖コントロールへの一歩となり、合併症の予防につながります。

血糖自己測定のアドバイス

コラム1. HbA1cも大切な指標です

血糖値が採血した時点の状態を示す数値であるのに対し、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)は過去1、2ヵ月の血糖の平均を反映する指標です。 その時点の血糖は血糖値で確認しますが、それだけで一喜一憂する必要はありません。

血糖自己測定を日々の血糖コントロールの目安にして、過去1、2ヵ月の血糖の指標であるHbA1cの値が よくなることを目標に治療に取り組むことが大切です。

HbA1cの目標値は、年齢や病状など個人によって異なります。 主治医の先生の指示に従って、それぞれの目標値を目指しましょう。

血糖コントロールの指標と評価

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